勘定科目 | 有価証券利息(ゆうかしょうけんりそく) |
英語 | Interest income on securities |
意義・定義 | 有価証券利息とは、社債や国債、地方債などの債権から発生する利息のことをいいます。 |
決算書の表示区分 | 営業外収益 |
消費税区分 | 非課税 |
科目の対象 | 法人 |
摘要
増加取引
・有価証券利息 ・社債利息 ・国債利息 ・未収有価証券利息
ポイント
- 有価証券利息を「受取利息」勘定に含めて計上することもできますが、「有価証券利息」勘定と「受取利息」勘定に区別して計上する場合の方が多いです。
- 有価証券であっても、株式の配当金から得られる利益は「受取配当金」勘定で処理します。
- 個人事業主の場合、有価証券利息は事業所得ではなく利子所得として扱うため、「事業主借」勘定で処理します。「有価証券利息」勘定は使用しません。
仕訳例
具体例1
利払日になり、保有する社債(額面1,000,000円、利子率3%、利払日は年2回)について半年分の利息が普通預金口座に振り込まれた。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
普通預金 | 15,000 | 有価証券利息 | 15,000 *1 |
*1 1,000,000円×3%÷12月×6月=15,000円