【法人】元金継続型:定期預金が満期を迎え、利息を受け取って元金を自動継続した場合の仕訳、会計処理

<具体例>

当社は満期日に、利息として10,000円(源泉所得税等1,530円)を現金で受け取り、元金1,000,000円はそのまま次回の定期預金として自動継続した(元金継続型)。

ポイント

  • 源泉所得税は損金として計上し、「租税公課」として処理します。法人の場合、「法人税等」や「仮払法人税等」として処理することもあります。
  • 法人の場合、預貯金の受取利息に対する源泉所得税等は、所得税および復興特別所得税15.315%です。
  • 税区分として、受取利息は「非課税売上」となり、それ以外のものは「対象外」となります。
  • 預金利息の計算では、1円未満の端数は切り捨てられます。

仕訳

借方 金額 貸方 金額 摘要
定期預金 1,000,000 定期預金 1,000,000 満期更新
現金 8,470 受取利息 10,000 定期利息
租税公課 1,530 源泉所得税等

 

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