勘定科目 | 有価証券売却損(ゆうかしょうけんばいきゃくそん) |
英語 | Loss on sale of securities |
意義・定義 | 有価証券売却損とは、有価証券を帳簿価額よりも低い金額で売却したときに発生する損失のことをいいます。 |
決算書の表示区分 | 営業外費用 |
消費税区分 | 対象外 |
科目の対象 | 法人 |
摘要
増加取引
・株式売却損 ・売買目的有価証券売却損 ・有価証券売却損 ・国債売却損
・国債証券売却損 ・社債売却損 ・社債券売却損 ・公債売却損 ・地方債証券売却損
・出資証券売却損 ・証券投資信託売却損 ・投資信託受託証券売却損
・貸付信託受託証券売却損 ・公社債投資信託受託証券売却損
ポイント
「有価証券売却損」は消費税の対象外ですが、「有価証券の売却金額」は非課税に該当します。
消費税の計算上、有価証券の売却金額に5%を乗じた金額が非課税売上高に計上されます。
仕訳例
具体例1
売買目的の有価証券200,000円を180,000円で売却し、手数料3,000円が差し引かれて普通預金口座に入金された。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
普通預金 | 177,000 ※1 | 有価証券 | 200,000 |
有価証券売却損 | 23,000 ※2 |
※1 180,000円-3,000円=177,000円
※2 200,000円-177,000円=23,000円